2025年12月4日(木)
当社では、SDGsの取り組みの一環として「女性の健康課題への理解促進」および「職場におけるジェンダー配慮の意識向上」を目的に、株式会社マイナビさまのご協力のもと生理痛体験研修を実施しました。
「女性の健康課題への理解促進」とは、【女性特有の身体の変化や健康リスクを正しく知り、職場や社会で適切に配慮し合える状態をつくること】を指します。生理・妊娠・更年期といったライフステージごとの変化は、働き方や生活に影響しやすいものの”個人の問題”として扱われる傾向にあります。理解を広げることは、女性本人だけでなく周囲の人や組織にとても大きな意味があります。
また、「職場におけるジェンダー配慮の意識向上」とは、【性別に関係なく誰もが働きやすい環境をつくるために、組織・個人ともに理解を深め、行動を変えていくこと】を指します。単なる“男女平等”という枠を超え、性自認・性的指向・ライフステージなど、多様な背景を持つ人が安心して働ける状態を目指す取り組みです。

研修実施にあたり、性別や役職を問わず希望者を募った結果、募集枠は満席となり参加者20名での実施となりました。
当日は座学で生理に関する基礎知識を学んだ後、生理痛VR体験デバイス<ピリオノイド>を用いて生理痛の疑似体験を行い、グループワークでそれぞれ感じたことや今後についてなどを話し合いました。
生理痛は女性特有の症状であり、男性が実際に体験することはできませんが、疑似体験によって相手のつらさへの理解が深まり、従業員同士が互いを尊重し思いやりのある職場環境を目指すきっかけをつくることができました。
≪セミナー(講義)の様子≫
座学では、生理のしくみやサイクル、症状の個人差、月経前症候群(PMS)などについて学びました。症状にはそれぞれ差があり、個人で解決できる問題ではないということをあらためて認識しました。また、体験して終わりではなく、職場のあり方を考えることの大切さを学びました。

≪生理痛体験の様子≫
体験研修では生理痛を再現できる<ピリオノイド>を順番に装着し、疑似体験を行いました。痛みのレベルには”弱・中・強“の3段階があり、特に”強”では、男性社員から強い痛み・不快感に驚く声もありました。この体験を通じ、痛みに対する配慮だけではなく、継続的な不快感による不調への理解が必要であること、我慢することがあたりまえの雰囲気や言いづらさをなくす職場づくりが重要であることを認識しました。







≪グループワークの様子≫
体験後は職場でできる配慮や工夫について意見交換を実施しました。無理せず休める体制づくりや体調変化を相談しやすい環境とは何か、会議時間の短縮や業務進行の工夫など、具体的なアイデアが多数あがりました。
参加者からは、痛みだけではなく精神的な負担への理解が深まり、女性への接し方や体調不良への配慮について考えが変わったという声が多く寄せられました。
また、男女を問わず一人ひとりの状況に合わせた寄り添い方の大切さを痛感し、今日の学びを職場でどのように活かすかを真剣に考える姿勢が見られるなど、職場全体での相互理解を深める意識の高まりが感じられました。




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当社において『生理痛体験研修』を実施するのは初めての試みでした。
今後も業務範囲を超えた分野についても知識を深め、広い視野を育み、それを組織の発展へと活かすことで社会に貢献する企業として邁進していきます。
