2025年2月13日(木)当社 光ビジネスフォーム株式会社 DPP第1センターに東京都八王子市立 東浅川小学校5年生のみなさんが社会科見学にいらっしゃいました。

まずは全員で、印刷のしくみと当社の生産部門におけるセンターの役割を学びました。


続いてプリンター室入口から連帳トナープリンターが稼働している様子を見学しました。
入室せずに入り口から見学するのは、個人情報データを取り扱うエリアであり、また他のエリアよりも更にセキュリティが厳重であるためであることを学びました。
印字のしくみを表示したパネルや、プリンターの重要な部品であるドラムを見ながら説明を受けた際には、ノートいっぱいにメモを取っていました。


続いて断裁機と圧着式シーラー機を見学しました。
断裁した紙の断面に触れるなど、体験やクイズを交えた説明でそれぞれの機械について学びました。
圧着ハガキの紙同士が張り付く接着力(圧着強度)は加減によって違いが出るため、圧着強度が弱いと自然に開いてしまい個人情報が見えてしまう恐れや、強いと開封する際に破れてしまうことがあります。
実際に圧着されたハガキをめくってその違いを体感すると、驚きの声があがりました。
適切な圧着強度のハガキを手にすると「なるほど!」と納得し、圧着強度の調整に強い興味関心を抱いた様子でした。



続いてフィルム式シーラー機と封入封緘機を見学しました。
フィルム式シーラー機は、写真などを多用したデザイン性の高い圧着ハガキを作成する際に使用します。
ハガキに挟むフィルムに触れ、圧着式シーラー機との違いを学びました。
封入封緘機は自動で封筒にお知らせなどを封入し、封をする(封緘する)機械です。
機械の稼働時は身を乗り出してのぞき込んでいました。封緘された封筒を手渡され開封してみた際には、綺麗に開けられたことを喜んだり、上手く開けられなくても楽しそうに盛り上がっていました。
見学終了後、一人ひとりにオリジナルレポート用紙をプレゼント!
当社で製造している製品は、普段の生活で何気なく目にする郵便物なども多いです。今回の社会科見学で、それらの製品がみなさんの家庭に届くまでに様々な工程があることを体感していただけたのではないかと思います。
============
小学生向けの社会科見学をDPP第1センターで行うのは初めての試みでした。
見学に向けて知識の再確認をする機会にもなり、当社としても大変有意義な経験となりました。
セキュリティ面や見学ルートの策定など、学校関係者の皆様にも数回にわたる打合せにご協力いただき、社会科見学を無事に終えることができました。
終了時に子どもたちから「ありがとうございました!」という一斉のご挨拶をいただき、当社従業員には込み上げるものがありました。
センター見学を通して、当社が製造業という日本のモノづくりに触れていただく機会となれていることをとても喜ばしく思います。
今後も地域のみなさまとのつながりを大切に、社会に貢献する企業として邁進していきます。